新型うつ病
2008年08月13日
おはようございます。
今話題の「新型うつ病」。ご存じの方も多いと思います。今まで言われてきた「うつ病」は自分を責める傾向がありました。「自分はダメだ」とか「自分なんていなくなった方がいいんだ」といった自分を徹底的に責める特徴がありました。しかし「新型うつ病」というのは「他人や社会・環境を責める」特徴があるといいます。
新型うつ病のことを聞いて、攻撃の刃が自分に向かうのか、自分以外に向かうのかの違いであって本質は攻撃性にあるのかなとも思いました。
もっとも、よく調べてみると、新型うつ病は「新型」といわれていますが、なにも最近になって出てきた新しい鬱病ではないといいます。今までうつ病と診断してこなかっただけで、別の病名として昔からあったといいます。
新型うつ病が鬱病として取り上げられた背景には、最近の精神医学の世界の動きと関係があるようです。アメリカには精神医学会の診断マニュアルとして「DSM」というのがあるそうです。そして日本でも最近になってDSMを参考にするようになり、それで「新型鬱病」が登場したということらしいですね。
ただ、新型うつ病の特徴に、仕事中はうつ(攻撃的)で、家に帰ると普段の自分の戻るというのがあるといいます。正直なところ、この辺は少し疑問があるといいますか、本当に鬱病のカテゴリーに区分していいのかどうか迷ってしまう感じもいたします。
というのも、仕事に熱心になるあまりに周囲に厳しくあたる人、こういった人は全てが「新型うつ病」であるとはいえないと思います。ですから表面的な出来事だけから判断するのではなく、もっと脳内ホルモンの働きとか、器質的変化が診断のポイントになるような気がいたします。
新聞やメディアは表面的なことしか報道していませんが、上辺だけで軽率に人を判断するようなことがあっては、言われた人が気の毒な場合も出てくると思います。
ところで鬱病は薬で治療することができますので、おかしいと思ったら、また周囲でもおかしいと感じたら、早期治療が必要ですね。早い段階であればあるほど治りも早くなります。また適切なカウンセリングをすることで症状も軽くなるといいます。ただ鬱病では、相手を励ますのは厳禁といいますね。
夫婦間においては、モラルハラスメントやドメステックバイオレンス(DV)を聞きますが、こういった傾向も新型鬱病に通じる何かを感じたりもします。新型鬱病と同一でないにしも、似たような体質といいますか、そういったものがあるような気もいたします。
健全な心は月並みですが、バランスのある愛情を受けたり、与えることによって育まれていくものだと思っております。
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2008年08月13日
カテゴリー:離婚カウンセラー

